首吊り自殺を行う際に、ポイントとなるのが呼吸の苦しさと成功率にあります。
◆定型・非定型
足がつかない状態で行うのが定型。ドアノブなどを利用し足がつく状態で行うのが非定型です。
もちろん付かないほうが成功率は高まりますが、苦しくても途中でキャンセルは出来ません。
◆ハイペン
頭痛薬のハイペン錠のことを差します。一酸化炭素中毒自殺でいうお酒や睡眠薬代わりです。
実際は、多分後述のハイパーベンチプレーションのことを指すケースが多いです。
◆ハイベン(ハイパーベンチプレーション)
急に立ち上がったりすると、頭がくらっとしたり星をみたりすることがあると思います。
あの作用を再現するために、スクワットを連続で行うことを指します。
一時的に脳への血流を遮断して意識を飛ばせるので、本番直前に実施します。
◆ネックは窒息による苦しみ
椎骨動脈と総頚動脈をロープなどでうまく締めることで、脳への血流を遮断し、落ちるように死ぬ事ができるのですが、同時に少なからず気道をふさいでしまうので、窒息による苦しさで中断してしまうことが多いです。
また後ろに引っ張られるような感じで吊ると、痛みが出てきます。
気道を確保したまま動脈のみを締める方法がないのが現状ですが、ハイベン呼吸した後にアゴのラインの真ん中あたりを強く押さえてみると、気絶する感覚が味わえる可能性があります。(つまりポイントで締める場所はここ)
ちなみに体重が多いと窒息の苦しさが大きくなるので、実行前数日は絶食するケースもあります。
◆一番の問題は失敗
一番の問題は未遂に終わるケースです。重度の障害が残った状態ではリトライも出来ません。周囲に迷惑をかけるだけです。やめましょう。